不妊治療クリニックの選び方

今日はこれまでの治療経験から得た、私なりのクリニックの選び方についてお話したいと思います。これから不妊治療を始めようか悩んでいる方、今現在クリニックに通ってはいるものの転院すべきか悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです:)

私が今回初めて妊娠できたクリニックは、東京銀座にある両角レディスクリニックです。

初めて不妊治療を意識してから実に5か所め、体外受精をしたのは3か所めになります。

6年の妊活期間の中でこんなに転院したのかは、物理的理由が主ではあるのですが、幾つかのクリニックを経験して痛感したこと。それは…

とにかく、相性が大事‼ということ。

クリニック選びは本当に難しくて、特に不妊治療クリニックはそれぞれに特色が濃く、保険適用外(2022年からは43歳までは基本治療は保険適用になりました)なこともあり、出来る検査や治療、使えるお薬、治療方針が千差万別です。

一度通い始めると、なかなか転院は難しくなりますから(毎回初期検査で多額の出費がある、もし受精卵がある場合移送不可のクリニックもある、などなど)初めの段階でじっくり検討してほしいです。

1⃣まずは幾つかのクリニック候補をリストアップします。通いやすさ(実はこれがとても重要!体外受精は本当に通院回数が多いです)、HPや先生のブログ等で治療成績&方針を確認して、自分と似た状況の方が妊娠しているかもチェックできると良いですね。

2⃣説明会に参加して、それぞれのクリニックの特色を知る。院長をはじめスタッフの雰囲気を知る。

3⃣様々な知識を蓄えた上で、パートナーと意見をすり合わせる。

例えば…

とにかく実績が多く有名で、大きなクリニックで淡々と治療をこなして一日でも早く卒業したい、子供は1人でいい!という方ならば、加藤レディスクリニック(東京新宿)

男性不妊の検査も必要な気がする、その治療も一緒にできる有名なところがいいという方ならば、リプロ東京(東京新橋、大阪もあり)

こんな感じで、候補が絞られてくるかと思います。自分がどんな治療をしたいのか、難しいことではありますが少しでも考えてクリニック選びをして貰えると、ミスマッチや後悔が減らせるのではないかと思います。

ちなみに私が重きをおいた条件は、

・高齢妊娠の実績がある

・高刺激採卵で、とにかく受精卵を沢山取り貯卵してから移植する方針

・そんなに大きくないクリニックで院長先生との距離が近い、毎回相談ができる

でした。イギリスで体外受精に挑戦するも上手くいかず悩んでいた時に、偶然院長のブログに出会いました。自分の希望する条件に合ったこと、当時始められたオンライン診療で院長とお話する機会を持てたことで、帰国した暁にはここでまたイチから頑張ってみよう、と思えたのでした。

不妊治療クリニックは、他の病院とは少し違っていて、具合が悪くて行く場所ではありません。健康だけれど、子供を授かれなくて悩む人が主に行く場所。そして、100%上手くいく保証がない中で多額の出費を強いられる…。

だからこそ、体だけでなく心もケアされないと、辛くて通い続けられません。思いやり、妊娠させてあげたい!という強い思いで向き合ってくださるドクターと看護師さん、スタッフさんのいるクリニックであることが何より大切だった、と痛感しました。

どなたかの参考になれば嬉しいです。

hanamama 雫

★マタニティヨガ講師(全米ヨガアライアンスRPYT85取得)

★長きに渡る妊活の末、2022年8月に第一子を授かったアラフォー主婦
海外、日本で経験した不妊治療・妊活の記録と妊娠生活を綴るブログです:)

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