イギリスで妊活①NHSのススメ

こんにちは。

今日は、イギリスで私が経験した妊活についてお話したいと思います。

私は2016年から2022年10月までの5年間を、イギリスのロンドンで暮らしました。引っ越す時点で30代半ばだった私達、渡英する前には近所のレディースクリニックでひと通りの検査を受けました(精子検査、ホルモン値検査、卵管通水検査など)。結果は、特に異常なし。「タイミングを取っていれば授かるでしょう」と先生にも言ってもらい、安心して海を渡ったのでした。

初めの1年はタイミング法で頑張っていました。けれど、待てど暮らせどコウノトリさんはやってきません。イギリスで2回目の誕生日を迎えた日、旦那さんに不妊症の検査をしにローカルの病院にいくことを告げます。

そこで向かったのは、NHS(National zhealth Service)。イギリスの国民保健サービスのことで、住民は誰もが、この機関に登録をすると基本的には無料で医療を受けることができます。かかるまでの流れはこんな感じ。

1最寄りのクリニック(GP)を検索する。以下HPでご自身の郵便番号を入力すると最寄りのクリニックが分かります。

Find a GP – NHS (www.nhs.uk)

2登録書類をダウンロード(もしくは直接行って書類を受け取ることも可能)し、必要事項を記入して持参する。

3主治医(日本でいうかかりつけ医)を割り当てられ、そのドクターと面談し、気になることがあればそこで相談、診察をお願いする。

実際に行ってみると、ドクターはとても親身になって話を聞いてくれました。何年妊娠しないのか、夫婦生活の頻度、年齢などなど・・・基本的な質問をされた後、AMHの血液検査を予約してくれました。

国は違えど、子供が欲しい!と悩む人はたくさんいることを、改めて感じた日でした。

ここから、長い長いイギリス妊活生活が本格的に始まるのですが、それはまた次回。

もし今イギリスにいて不妊に悩んでいる方がいたら、1日でも早く近所のGPへ足を運んでみてください!!基本的な検査は全て無料で受け付けてくれます。今後、不妊治療を受けるにせよタイミング法でいくにせよ、調べておいて損はありませんよ。

「英語でうまくはなせないかも?」大丈夫!私も中学英語でなんとかなりました(笑) 多種多様な人種の坩堝なロンドンです、全く話せない人も強気で訪れるGPのスタッフは、みんな色んな意味でタフですから。そして、5年住んで思うのは、イギリスの人は優しい♡です。

そして、質問、困っていることがありましたら遠慮なくコメントしてくださいね↓

それでは、See you tomorrow☆彡

hanamama 雫

★マタニティヨガ講師(全米ヨガアライアンスRPYT85取得)

★長きに渡る妊活の末、2022年8月に第一子を授かったアラフォー主婦
海外、日本で経験した不妊治療・妊活の記録と妊娠生活を綴るブログです:)

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コメント

  1. ぐりぐりーん より:

    初めまして!
    私は今イギリスにいるのですが、今年夏には日本に帰国し、妊活を始めたいと思っています。旦那とは遠距離のため、イギリスにいる間に不妊検査を受けておこうかと思い調べていたら、このブログを見つけました。初めての不妊検査もNHSを使って無料で受けられるのでしょうか?
    基本的なことをお伺いしてすみませんが、お時間ある時にお伺いできると幸いです。

    • hanamama 雫 hanamama 雫 より:

      ぐりぐりーんさん
      初めまして。コメントありがとうございます。
      結論からいいますと、初めての不妊検査をNHSでしていただくことは可能です。ご自身のドクターに「妊娠したいがなかなか出来ない」と相談されてください。私の時には、そのように相談し血液検査でわかる数値に関してはすぐに予約を取って調べてくれました。もちろん無料です。AMH、ビタミンD、フェリチンという貯蔵鉄の値を調べました。ビタミンD,鉄に関しては妊娠力に関わるというエビデンスが出ているので、値が低ければ今のうちにサプリなどで補っておくとよいですよ。日本より安価に手に入りますし。
      また何か気になることがありましたら、いつでもご連絡くださいね。

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